2008年11月27日木曜日

『雑草』



沖縄の街を散策中にみつけた「雑草」

この雑草を見て、相田みつをの詩を思い出す






「目に見えない根を」 
          

わたしの住み家は道ばたの
アスファルトの小さな
割れ目の中

わたしは
人の足にふまれてばかりいる
栄養不良の名もない雑草です

名もない雑草ではあるけれど
人の足にふまれるたびに

涙こらえて歯をくいしばり 
土の中ふかく根を張るんです

いつかくる春の日に
いのちいっぱいの
自分の花を咲かせるために

いまはただ
目に見えない
たくましい根を育てて
いるんです

みつを




そんな雑草のたくましさに憧れて
雑草の目線から世界を見てみる




そこには広大な世界が広がっていた

この長く続く道の先には
一体どんな世界が待っているのだろうか


自分は今までの人生で
世の中のことも、世界のことも
何となく分かったようなつもりになっていた

でもこの雑草が

「まだまだ世界は広いんだよ」

って、当たり前のことを
僕に教えてくれた


そうだよね

いつか自分の花を咲かせるためには
もっと足元をしっかり見ないといけないよね


今度沖縄に来たら、また君に逢いに行こう

その時はお互いにもっと成長した姿になっているといいな


ありがとう、名もない雑草君


沖縄がくれた素敵な出逢いに感謝

2 件のコメント:

choji さんのコメント...

國ちゃん
もう撮れますね

撮れるってことは 
表現した事が 
ちゃんと書けるしね

被写体はすぐそこで
國ちゃんを待ってるしね

これからいっぱい
楽しんでね

さんのコメント...

●Chojiさん

>被写体はすぐそこで
>國ちゃんを待ってるしね

はい、きっとこの雑草君も、そこで
僕を待っててくれたみたいです(笑)

まだまだひよっこですが、
これからも楽しみながら
撮り続けたいと思います!

ご指導、有難うございました。